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2015年10月28日
大腸癌の検査
当院では大腸癌検査として便潜血検査、大腸内視鏡検査を行っています。
大腸癌は早期の段階では、症状を自覚することがありませんが、下表のごとく40歳から年を重ねるにつれて増えるため、特に40歳以上の方は検査の重要性が高くなります。大腸癌は、早期の段階で治療を行えば高い確率で治すことができるため、早期発見が非常に重要といえます。
大腸癌では以下のような症状が出ることが多いといわれています。お気軽にご相談下さい。
便症状:①血液混じりの便 ②肛門の出血 ③細くなった便 ④繰り返す下痢・便秘⑤残便感(便が残っている感じがする)
腹部症状:①お腹が張っていると感じる ②腹痛 ③お腹のしこり
身体症状:①貧血症状 ②嘔吐 ③急な体重減少
便潜血検査
専用の容器に便を少しつけて提出し、便の中に血液が混ざっているかを調べる検査です。陽性の場合数パーセントの方に大腸癌があるといわれています。進行癌でも便潜血が常に陽性となるわけでもなく、陰性でも必ずしも安心とは言えません。症状が何も無く、精密検査を受ける時間が無い方の簡易的なスクリーニング検査と考えてください。
大腸内視鏡検査
先端に高性能カメラがついた細くやわらかいチューブを肛門から挿入し、大腸全体を観察する検査です。ポリープ等あれば原則として観察時に同時に切除を行っています。当クリニックでは、腸管前処置をトイレ付きの個室でゆったりと受けていただくことができます。